領域代表者:
内堀 基光 (東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
人類社会は象徴系資源と生態系資源という連関する二つの基盤のうえに成り立っている。この連関の様相を実証的かつ理論的に解明する人類学の新たな統合領域を構築することによって、天然資源のみならず、人工的二次的物的資源、さらには無形の知的・文化的資源をも包含する広義の「資源」の分配と共有をもって人類社会の根底的機序とするという視座を確立する。この基本的視座の確立は、地域社会、国家、あるいは国家を超える広域の人間社会の変容および適応という動態過程を統一的に分析することを可能にする。逆にまた視座の有効性は、こうした動態分析によって保証される。本領域は、人類学に新たな可能性を拓くとともに現代世界の周辺における動態的局面の根底的解明を目指す。(研究期間:
平成14年〜18年)
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